テーマツアー

さらに深く。
クリムト、シーレ、ワーグナー、
フロイトとユダヤの歴史、
エリザベート、オーストリアワインの歴史。
テーマに沿ってご案内いたします。


クリムトのウィーン

オーストリアで最も有名な画家、グスタフ・クリムト。ウィーンに生まれ育ったクリムトは、旅行や避暑に出かけた以外は、生涯を通じてウィーンにアトリエを構え、ウィーンを拠点に活動しました。そんなクリムトのウィーンで、クリムト三昧の一日を過ごしてみませんか。 


出発点はレオポルド美術館。クリムト初期の作品から、クリムトが中心となって立ち上げた分離派の画家たちの作品、風景画、クリムト後期の傑作「死と生」など、クリムトの名作の数々を鑑賞します。続いて、クリムトの生涯のパートナーでミューズだったエミリエ・フレーゲが営んだモード・サロンのあった建物、カーサ・ピッコラの前を通り、ユーゲントスティール建築の代表作、分離派会館へ。分離派会館ではベートーヴェンの第九をテーマにクリムトが制作した壁画、ベートーヴェン・フリースをご覧いただけます。その後、現存する唯一のクリムトのアトリエ、クリムト・ヴィラを訪れ、最後は、オーストリアで最も有名な絵画「接吻」をはじめ、クリムトの代表作が一堂に会するベルヴェデーレ宮殿へ。 


クリムトゆかりの場所を一日にギュっと詰め込んで、効率よく、なおかつじっくりと鑑賞して回ります。 

主要見学場所

レオポルド美術館 ・ カーサ・ピッコラ・分離派会館 ・クリムトヴィラ ・べルヴェデーレ宮殿 

 所要時間 7時間 

ガイド料 480ユーロ(グループあたり、税込み) 

交通費 8ユーロ(24時間チケット)

レオポルド美術館 入館料 17ユーロ 

分離派会館 入館料 12ユーロ 

クリムトヴィラ 入館料 10ユーロ 

ベルヴェデーレ宮殿 入館料 17,5ユーロ (オンライン)20ユーロ(窓口)

催行人数 1~15名 

 

途中ランチ休憩を挟みます。 

昼食費 25~35ユーロ(目安) 

 

コインロッカー用に2ユーロ硬貨をご用意ください(使用後に返金されます)。 

 

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。 歩きやすい靴でご参加ください。 

シーレの足跡を辿って

世紀末のウィーンを駆け抜けた夭逝の天才画家エゴン・シーレ。世界最大のシーレ・コレクションを誇るレオポルド美術館は、ウィーン観光の目玉の一つです。


でもその前に! まずはシーレの生い立ちを辿る、小旅行に出かけませんか。シーレが生まれたのはウィーンの北西40キロに位置するトゥルン。このドナウ川沿いの美しい街に、シーレの生家やシーレが通った小学校が残っています。記念館となっているシーレの生家を出発点に、シーレ散歩道に沿って、ドナウの川沿いにあるシーレ・ミュージアムまで散策。また、ウィーンからトゥルンへ向かう列車の車窓からは、シーレが通った中学校のある古都クロスターノイブルクの修道院もご覧いただけます。


シーレはなぜあのような絵を描いたのか? そのヒントを探しに、さあトゥルンへ!


オプション 

トゥルンでシーレの生い立ちを辿った後は、レオポルド美術館でシーレと周辺の画家たちの作品を鑑賞しませんか。シーレの名作が一段と胸に響いてくること請け合いです。

主要見学場所
シーレの生家・シーレの小学校・シーレ散歩道・シーレミュージアム 


所要時間 3時間30分 

ガイド料 280ユーロ(グループあたり、税込み) 

交通費 往復 約20ユーロ 

シーレの生家 入場料 2ユーロ 

シーレミュージアム 入館料 6ユーロ  

集合解散  ウィーン市内地下鉄U4 ハイリゲンシュタット駅 

催行人数 1~15名 

 

シーレミュージアムは4月~10月のみ開館。 

 

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。 歩きやすい靴でご参加ください。 

 

オプション レオポルド美術館ガイドツアー 

所要時間 2時間 

ガイド料 160ユーロ(グループあたり、税込み) 

入館料 17ユーロ 

コインロッカー用に1ユーロまたは2ユーロ硬貨をご用意ください。(使用後に返金されます。) 


オットー・ワーグナーのウィーン

ウィーン世紀末を代表する建築家オットー・ワーグナー。近代建築の父と呼ばれるワーグナーが活躍した1900年前後、ウィーンの人口は200万人にまで膨れ上がり、パリやロンドンと並ぶ大都市へと発展。急ピッチでインフラ整備が進められ、ワーグナーは当時最も重要な建設事業だった市営鉄道の駅舎や陸橋のデザインを担当しました。


今日でも市民の足として利用されているこの交通網を使って、ワーグナーの代表的な建築物を見て回りませんか。ヨーロッパ近代建築の代表作である郵便貯金局を出発点に、現在ではワーグナー資料館となっているカールスプラッツ駅舎、色鮮やかな陶器製の外壁が美しいマジョリカハウス、シェーンブルン宮殿前に設けられた皇帝専用駅舎、そして最後は少し足を延ばしてシュタインホフ教会まで。ユーゲントスティールとモダン建築の名作を、効率良く、なおかつじっくりと見学して回ります。


このツアーは3月15日~10月31日の金土日のみ開催可能です。

主要見学場所 

郵便貯金局・カールスプラッツ駅舎・マジョリカハウス・皇帝専用駅舎・シュタインホフ教会 
 

所要時間 7時間 

ガイド料 480ユーロ(グループあたり、税込み) 

交通費 8ユーロ(24時間チケット) 

カールス広場駅舎 入場料 5ユーロ 

皇帝専用駅舎 入場料 5ユーロ 

シュタインホフ教会 拝観料 5ユーロ 

催行人数 1~15名 

 

途中ランチ休憩を挟みます。 

昼食費 25~35ユーロ(目安) 

 

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。歩きやすい靴でご参加ください。 

フロイト博物館とユダヤ

ヨーロッパにおけるユダヤ文化の中心的存在であった世紀転換期のウィーン。精神分析学の父ジークムント・フロイト、音楽家のグスタフ・マーラーやアーノルド・シェーンベルク、作家のアルトゥール・シュニッツラー、フーゴ―・フォン・ホフマンスタール、シュテファン・ツヴァイク、哲学者のルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインなど、ウィーン世紀末の立役者たちの多くはユダヤ人で、ウィーン世紀末文化を庇護したパトロンも、大半がユダヤ系の実業家たちでした。ユダヤ人なくしてウィーン世紀末文化は語れないと言っても過言ではありません。 


ウィーンにおけるユダヤ人の歴史は中世にまで遡ることができます。それは20世紀に至るまで、迫害と追放の繰り返しでもありました。 


ウィーン最古のシナゴーグ跡が発見されたユダヤ広場から出発し、フロイト博物館を終点に、中世から20世紀までのウィーンおけるユダヤ人の歴史を辿ります。 

主要見学場所 

ユダヤ広場・シナゴーグ・モルチン広場 追悼碑・フロイト博物館

所要時間 3時間

ガイド料 240ユーロ(グループあたり、税込み) 

交通費 8ユーロ(24時間チケット) 

フロイト博物館 入館料15ユーロ (シナゴーグは外観見学のみ) 

催行人数 1~15名 

 

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。 歩きやすい靴でご参加ください。 

皇妃エリザベートのウィーン

 

シシィの愛称で知られる皇妃エリザベート。皇妃という型にはまることを拒んだ、美しく賢い女性の苦悩に満ちた人生は、国や時代を問わず、多くの人々を魅了してきました。映画やミュージカルにもなったエリザベートの劇的な人生を、ウィーンで追体験してみませんか。 


エリザベートの書斎や化粧室などが再現されている夏の離宮シェーンブルン宮殿を出発点に、宮殿敷地内にある馬車博物館にて皇妃が実際に使用していた豪華な馬車や馬具、オリジナルの衣装を鑑賞。皇妃がフランツ・ヨーゼフ皇帝、ルドルフ皇太子と共に葬られているカプチン修道会納骨堂。さらに、有名な肖像画にも描かれた髪飾り「シシィの星」製造元の皇室御用達宝石店、エリザベートとフランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われたアウグスティーナ教会、皇妃お気に入りだった皇室御用達菓子店デーメルをめぐります。そして最後に、ゆかりの貴重な品々を通してエリザベートの60年に亘る波乱の生涯を紹介するシシィ博物館と、皇妃の書斎兼フィットネスルームやバスルームなどが貴重なオリジナル家具や絵画とともに再現されている皇帝夫妻の住居を見学します。 


皇妃エリザベートにゆかりの場所を一日にギュっと詰め込んで、効率よく、なおかつじっくりと鑑賞して回ります。 

 

主要見学場所 

シェーンブルン宮殿・馬車博物館・カプチン修道会納骨堂・アウグスティーナ教会・シシィ博物館 皇帝夫妻の住居 
 

所要時間 7時間 

ガイド料 480ユーロ(グループあたり、税込み) 

交通費 8ユーロ(24時間チケット) 

シェーンブルン宮殿グランドツアー 入場料 32ユーロ 

馬車博物館 入館料 12ユーロ (3月15日から11月31日まで開館・冬季休館)

カプチン修道会納骨堂 入場料 8,5ユーロ 

シシィ博物館と皇帝夫妻の住居 入館料 19,5ユーロ 

催行人数 1~15名 

 

途中ランチ休憩を挟みます。 

昼食費 25~35ユーロ(目安) 

 

コインロッカー用に1ユーロまたは2ユーロ硬貨をご用意ください。(使用後に返金されます。) 

 

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。歩きやすい靴でご参加ください。 

クロスターノイブルグ修道院とオーストリアワインの歴史

ウィーンの北に位置し、ドナウ川とウィーンの森に囲まれた美しい古都、クロスターノブルク。ハプスブルク家がオーストリアを統治する以前に、270年に亘ってウィーン一帯を治めていたのがバーベンベルク家。そのバーベンベルク家の居城があった街、それがクロスターノイブルクです。ウィーンを京都とするならば、クロスターノイブルクはいわば奈良のようなこじんまりとした古(いにしえ)の都。バーベンベルク家興隆の祖、レオポルド3世によって建立されたクロースターノイブルク修道院は900年もの歴史を誇り、宝物館には聖俗の宝物が所蔵されています。またクロスターノイブルク修道院はオーストリア最古のワイナリーとしても有名。今日でもワインの生産が行われています。


ウィーンから30分ほどの自然あふれる悠久の古都、クロスターノイブルクへ! 一緒に足を延ばしてみませんか。


オプションとして、修道院見学後に、歴史あるワインセラーを見学し、クオリティーワインを試飲することも可能です。 ワインセラーは修道院職員による案内となり、私が同行通訳いたします。 


所要時間 3時間30分 

ガイド料 280ユーロ(グループあたり、消費税込み) 

交通費 往復 約9ユーロ 

修道院入場料 9,5ユーロ 

集合解散 ウィーン市内地下鉄U4 ハイリゲンシュタット駅 

催行人数 1~15名 
途中休憩を挟みます。
 

オプション: ワインセラー見学とワインの試飲 

所要時間 1時間30分 +ワイン試飲時間
ガイド料 120ユーロ(グループあたり、消費税税込み)

ワインセラー見学+ワイン試飲 16,5ユーロ 

  

移動はすべて公共交通機関と徒歩です。 歩きやすい靴でご参加ください。