プロフィール

久保幸子。神奈川県出身。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科から東京大学大学院人文社会系研究科で修士号取得後、ウィーン大学ドイツ文学部に留学。帰国後、東京大学大学院にてウィーン文学をテーマに博士号取得。その後オーストリアに移住し、展覧会コーディネーターとして活動を開始。ウィーン美術史美術館、ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館、ウィーン・ミュージアムをはじめとするオーストリアの主要美術館を国外に紹介する数々の展覧会企画に携わる。オーストリア国家公認観光通訳ガイドの資格を取得し、展覧会コーディネーション業務と並行して、美術を中心にガイド業務を行っている。オーストリア人の夫、十代の育ち盛りの息子二人、猫一匹とウィーンの森に暮らしている。

これまでに携わった展覧会(抜粋)

 

ウィーン生活と美術 1873-1938 / ウィーン市立歴史博物館 / 府中市美術館、郡山市美術館、NHKプロモーションほか / 2001年 

クリムト-1900年ウィーンの美神展 / ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館ほか / 兵庫県立美術館、名古屋松坂屋美術館、読売新聞社ほか / 2003年 

神と人とファラオ-古代エジプトの美 / ウィーン美術史美術館 / 熊本県立美術館、三重県立美術館、山梨県立美術館ほか / 2003年 


栄光のオランダ・フランドル絵画展 / ウィーン美術史美術館 / 東京都美術館、神戸市立博物館、読売新聞社ほか / 2004年 


マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展 / シェーンブルン宮殿展ほか / 福岡市博物館、名古屋松坂屋美術館、京都文化博物館ほか / 2006年 


Maria Theresia – Mother Empress of Habsburg Austria / シェーンブルン宮殿展ほか / National Museum of Singapore / 2006年 


Schiele Klimt Kokoschka – e gli amici viennesi / ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館ほか /  Museo di Arte Moderna, Rovereto / 2006年 


Sparklers – Emilie Flöge and the Jewellery of Wiener Werkstätte / ノイエギャラリー・ニューヨークほか / ウィーン・ミュージアム / 2008年 


THEハプスブルク展 / ウィーン美術史美術館、ブダペスト国立西洋美術館 / 国立新美術館、京都国立博物館、読売新聞社、TBSほか / 2009年 


ウィーン工房 1903ー1932 モダニズムの装飾的精神展 / アセンバウム コレクションほか / パナソニック汐留ミュージアムほか / 2011年 


Japan Fragility of Existence / 服部玄三コレクションほか / レオポルド美術館 / 2012年 

The Elegance of Hosokawa- Tradition of a Samurai Family / 永青文庫 細川コレクション / ウィーン世界博物館 / 2019年 


ウィーン・モダン-クリムト、シーレ、世紀末への道 / ウィーン・ミュージアム / 国立新美術館、国立国際美術館、読売新聞社ほか / 2019年